しばらくは、MT4でトラリピ運用の運用成績と設定をメインに毎週公開していきます。
トラリピ運用をコツコツ自動でしているので、話題もない。
自作EAもしばらくお休みしています。
2020年10月12日~10月16日の週間損益をまとめました。
2020年8月24日から楽天MT4でEA【Takonomori】を使ってドル円・ポンド円・ユーロ円・ユーロドル・ポンドドル・ユーロポンドの6通貨ペアでFXの運用をしています。
ハーフ&ハーフ設定のトラリピは、上がっても下がってもコツコツと利益を得る仕組みなので、下落をしたからといって何かをすることもなく淡々と自動売買されています
トラリピに重要なことは、設定と資金管理。
- 運用履歴
- 現在の運用データ
- 月間損益
- 週間損益
- 自作トラリピEAの種類とダウンロード(無料)
- 想定レンジとトラップ
- スワップとスプレッド
- トラリピ設定の変更
- トラリピ設定
- トラリピ設定(一覧)
- 資金管理とロスカットレート
- 複数通貨
- パラメーターの設定
- ポンド円
- ドル円
- ユーロ円
- ポンドドル
- ユーロドル
- ユーロポンド
- まとめ
運用履歴
- 2020年8月24日 100万円の資金でスタート
- 2020年8月24日 GBPJPY(ポンド円)でEA「Takonomori」で運用開始
- 2020年9月8日 口座に50万円を追加し、合計150万円
- 2020年9月21日 USDJPY(ドル円)を追加
- 2020年9月29日 AUDNZD(豪ドルNZドル)を追加
- 2020年10月2日 口座に50万円を追加し、合計200万円
- 2020年10月5日 AUDNZD(豪ドルNZドル)中止
GBPJPY(ポンド円)USDJPY(ドル円)EURJPY(ユーロ円)EURUSD(ユーロドル)
GBPUSD(ポンドドル)EURGBP(ユーロポンド)の6通貨ペアに設定を変更
現在の運用データ
2020年10月17日の運用データとなっています。
正式には15通貨ペアでトラリピ運用しているのですが、いくつかの通貨ペアは想定レンジの外側に近づいた時にしか運用しないようにしているので設定には入っていません。
月間損益
楽天MT4でトラリピ運用している口座の月間損益です。
2020年9月の月間損益は、190,751円
累計損益が、195,701円
コツコツ
累計損益
ポンド円・ドル円・豪ドルNZドルのトラリピで出た利益の合計です。
コツコツと増えていっているのがよくわかります。
基本的にロスカットされなければ損失が出ることはないので、コツコツと増やしていきます。
累計損益は、195,701円。
評価損益
月末の時点でのポジションの含み損、評価損益を表しています。
評価損益が少ないと気持ちに余裕がでてきます。
現在の評価損益は、-21,642円。
必要資金
月末の時点での必要資金を必要証拠金と評価損益を合わせた金額で表示しています。
ポジションが増えてくると必要証拠金が多くなり、評価損益のマイナスも多くなります。
最低でもこの金額以上の資金が必要ということです。
最低必要資金は、292,452円。
口座残高
投資元本と累計損益を合わせた金額で毎週末の口座残高をグラフで表示しています。
最終的には投資元本をすべて出金して、累計利益だけで運用することが目標です。
投資元本がなければ損をすることがなくなりますからね。
口座残高は、1,695,701円。
週間損益
楽天MT4でトラリピ運用している口座の週間損益です。
2020年10月12日~10月16日の週間損益は、40,407円
1週間の損益を毎週グラフにしていっています。
今週も順調に利益がコツコツと増えています。
累計損益
トラリピで出た利益の合計です。
毎週コツコツと増えていっているのがよくわかります。
基本的にロスカットされなければ損失が出ることはないので、コツコツと増やしていきます。
累計損益は、293,249円。
評価損益
週末の時点でのポジションの含み損、評価損益を表しています。
現在の評価損益は、-20,245円。
必要資金
週末の時点での必要資金を必要証拠金と評価損益を合わせた金額で表示しています。
ポジションが増えてくると必要証拠金が多くなり、評価損益のマイナスも多くなります。
最低でもこの金額以上の資金が必要ということです。
最低必要資金は、245,652円。
口座残高
投資元本と累計損益を合わせた金額で毎週末の口座残高をグラフで表示しています。
最終的には投資元本をすべて出金して、累計利益だけで運用することが目標です。
投資元本がなければ損をすることもなくなりますからね。
口座残高は、2,293,249円。
自作トラリピEAの種類とダウンロード(無料)
通常トラリピ
予想レンジの上限と下限を決め、レンジの中にトラップを仕掛けていきます。
仕掛けたトラップの価格にポジションを持ち設定した利幅で決済されます。
こういったロジックをトラップ・リピート・イフダン、略してトラリピといいます。
指値・逆指値・成行注文
指値注文の買い設定の場合は、下がるときにポジションを持ち、上がるときに決済されます。
逆指値注文の買い設定の場合は、上がるときにポジションを持ち、上がるときに決済されます。
成行注文の買い設定の場合は、EAを起動させた時にポジションを持ち、上がったときに決済されます。
EA「Takonomori」では、指値注文、逆指値注文、成行注文の3種類の注文方法でトレードすることができます。
さらに指値注文+逆指値注文、指値注文+成行注文、逆指値注文+成行注文の3種類、合計6種類の注文方法を選ぶことができます。
進化したトラリピ
通常のトラリピでは、指値注文+逆指値注文のトレードが主でしたが成行注文を加えた6種類の注文方法を選択できるようにしたトラリピです。
新規ろうそく足を使ったトラリピ
新規のろうそく足が発生したタイミングで予約注文を出すトラリピです。
チャートの時間足によって予約注文が出るタイミングが違ってくるので、それを考慮してトラリピトレードをすることができます。
ハーフ&ハーフ
トラリピの予定レンジの中央値を境目にして、上半分を売り設定のトラリピ、下半分を買い設定のトラリピとして設定し売買していきます。
ハーフ&ハーフ設定した場合、評価損益(含み損)、必要証拠金などが通常のトラリピの半分に抑えられる。
トレード資金が少なく済むのでおすすめのトレード方法です。
両建てトラリピ
レンジの中を売りと買いが同時に行われているので、相場が上がっても下がっても利益を得ることができます。
リスクが大きいがリターンも大きい、短期的なトレードにおすすめ!!
どちらに動いても利益を得ることができる一方、大きくどちらかに動くと評価損益が大きくマイナスになりロスカットの危険度が増します。
狭いレンジで利益を得て、損切りで終了する短期トレード。
口座資金を多くしての長期トレードがおすすめです。
グルトレトラリピ
両建てトラリピと通常トラリピに似たサポートトラリピを同時に運用する短期トレードのトラリピです。
設定レンジの最高値・最安値ですべてを決済、損切りして終了します。
サポートのトラリピは最後にしか決済しないので、相場のトレンドを判断する必要があります。
サポート買い設定
サポート売り設定
想定レンジとトラップ
6通貨ペアの想定レンジを過去5年間の相場からトラップを仕掛けていきます。
5年間のチャートを上下半分に分けて、上半分を売り設定、下半分を買い設定としてハーフ&ハーフ設定での運用をしていきます。
トラップは設定を変更しやすいということと資金を有効に使いたいということから、売り設定が2つ、買い設定が2つの4つのトラップに分けて設定していきます。
チャートは2005年から15年間の月足チャートになっています。
チャートとトラップを確認できるようにそれぞれの通貨ごとに分けてあります。
ポンド円
ポンドは、ブレグジットの影響で大きく値を下げました。
EUとの交渉が進み進展したとしてもEUに戻ることはないので、2015年以降のチャートからトラップ設定を考えました。
トラップの中央値 135.00
売りトラップ② 145.00~155.00
売りトラップ① 135.00~145.00
買いトラップ① 125.00~135.00
買いトラップ② 115.00~125.00
ドル円
概ね105円を中心としたレンジで相場が動いているので落ち着いたトラップトレードができるのではないかと考えています。
メインのレンジは100円~110円なので両建てトレードでも行けるのではないかと思っていますが、リスクが高いので今回は設定しません。
トラップの中央値 105.00
売りトラップ② 115.00~125.00
売りトラップ① 105.00~115.00
買いトラップ① 95.00~105.00
買いトラップ② 85.00~95.00
ユーロ円
120円を中心としたレンジ設定にしましたが、値動きが大きいので注意が必要です。
トラップの中央値 120.00
売りトラップ② 130.00~140.00
売りトラップ① 120.00~130.00
買いトラップ① 110.00~120.00
買いトラップ② 100.00~110.00
ポンドドル
ブレグジット後のレンジでトラップを仕掛けるように設定しました。
ポンド円と同じ方法です。
トラップの中央値 1.2500
売りトラップ② 1.3500~1.4500
売りトラップ① 1.2500~1.3500
買いトラップ① 1.1500~1.2500
買いトラップ② 1.0500~1.1500
ユーロドル
取引量の多い通貨ペアですので、
トラップの中央値 1.1500
売りトラップ② 1.2500~1.3500
売りトラップ① 1.1500~1.2500
買いトラップ① 1.0500~1.1500
買いトラップ② 0.9500~1.0500
ユーロポンド
ユーロとポンド同じヨーロッパなのですがブレグジットで方向性が違ってきています。
ポンドドル・ポンド円と反対の動きをすることが多いので、設定次第ではリスク回避、ポンドの両建てトレードをすることができます。
トラップの中央値 0.8500
売りトラップ② 0.9500~1.0500
売りトラップ① 0.8500~0.9500
買いトラップ① 0.7500~0.8500
買いトラップ② 0.6500~0.7500
スワップとスプレッド
楽天証券の楽天MT4でFXの自動売買をしていますが、トレードで重要なことといえばスワップとスプレッドですよね。
楽天MT4でのスワップとスプレッドを確認してみたいと思います。
ポンド円のスプレッドは20と広いのですが、値動きを考えるとむしろドル円の5のほうが広すぎるような印象です。
スワップポイントはあまり気にしていません。
MT4を使って運用するのであれば、そこそこのスプレッドとスワップだと思います。
ハーフ&ハーフ設定で運用していると、どうしてもマイナススワップが気になると思いますが、実際に運用していると通常の利確での利益でマイナススワップを消してくれます。
ただ、相場が動かなくて利益が出ないときは物凄くマイナススワップが重く感じることはありますけどね。
本家マネースクエアの「トラリピ」でのスワップとスプレッドも載せておきます。
スプレッドの広さは驚愕です。
手数料は無料ですが、その分スプレッドが広いので年間を通して運用するとすごい金額ですよね。
MT4のスプレッド表示で比較してみるとこんな感じで、マネースクエアのスプレッドの広いことがよくわかります。
スプレッド | 楽天MT4 | マネースクエア |
USDJPY | 5 | 40 |
GBPJPY | 20 | 80 |
EURJPY | 11 | 45 |
EURUSD | 6 | 36 |
GBPUSD | 12 | 50 |
EURGBP | 10 | ー |
トラリピ設定の変更
今回、6通貨すべてのトラリピ設定を変更しました。
- トラップ数を50本に変更
- トラップ幅を20Pipsに変更
必要資金が多く必要ですが、トラップを多く仕掛けて利益を増やしていける設定に変更しました。
利益率が上がり、リスクも高くなっているのでロスカット価格に注意が必要です。
トラリピ設定
設定をする項目は、売り/買い、ロット数、トラップ本数、レンジ最高値、トラップ幅、利確幅、予約注文範囲の7つの設定で運用することができます。
利確幅と予約注文範囲は50Pips、損切幅と逆指値注文幅は0Pipsと設定を固定しています。
注文設定は、逆指値注文のみの設定で運用しています。
トラップの幅を狭くしてトラップの本数を増やせば、トラップが多くなるので必要資金が多く必要になります。
トラップトレードは単純なロジックだけに資金管理と設定が重要です。
現在運用しているトラリピ設定となっています。
ポンド円のトラリピ設定
ドル円のトラリピ設定
ユーロ円のトラリピ設定
ユーロドルのトラリピ設定
ポンドドルのトラリピ設定
ユーロポンドのトラリピ設定
トラリピ設定(一覧)
必要資金に合わせて運用できるようにいくつかの設定を考えています。
通貨別に設定を変更することもできるし、相場が中央値から大きく離れた時にだけトラップの設定を変更したりすることができます。
更にトラップを細かく分けて設定することで、必要なレンジに集中的にトラップを仕掛けることもできます。
ポンド円のトラリピ設定(一覧)
ドル円のトラリピ設定(一覧)
ユーロ円のトラリピ設定(一覧)
ユーロドルのトラリピ設定(一覧)
ポンドドルのトラリピ設定(一覧)
ユーロポンドのトラリピ設定(一覧)
資金管理とロスカットレート
各通貨のロスカット価格と最低必要資金の計算をしました。
運用を始めた時の相場の価格によっても違いますので一概には言えませんが、最低必要資金以上の資金が必要になるケースもあるので注意が必要です。
ポンド円
最低必要資金 | ロスカット価格 | 最低必要資金 | |||
買い設定 | 最安値 | 最高値 | 売り設定 | ||
¥499,900 | 125.00 | 145.00 | ¥539,900 | ||
¥1,191,740 | 115.00 | 155.00 | ¥1,303,740 |
ドル円
最低必要資金 | ロスカット価格 | 最低必要資金 | |||
買い設定 | 最安値 | 最高値 | 売り設定 | ||
¥439,900 | 95.00 | 115.00 | ¥479,900 | ||
¥1,047,740 | 85.00 | 125.00 | ¥1,159,740 |
ユーロ円
最低必要資金 | ロスカット価格 | 最低必要資金 | |||
買い設定 | 最安値 | 最高値 | 売り設定 | ||
¥375,680 | 110.00 | 130.00 | ¥407,680 | ||
¥931,300 | 100.00 | 140.00 | ¥1,027,300 |
ユーロドル
最低必要資金 | ロスカット価格 | 最低必要資金 | |||
買い設定 | 最安値 | 最高値 | 売り設定 | ||
¥482,915 | 1.0500 | 1.2500 | ¥524,915 | ||
¥1,150,576 | 0.9500 | 1.3500 | ¥1,268,176 |
ポンドドル
最低必要資金 | ロスカット価格 | 最低必要資金 | |||
買い設定 | 最安値 | 最高値 | 売り設定 | ||
¥503,915 | 1.1500 | 1.3500 | ¥545,915 | ||
¥1,200,976 | 1.0500 | 1.4500 | ¥1,318,576 |
ユーロポンド
最低必要資金 | ロスカット価格 | 最低必要資金 | |||
買い設定 | 最安値 | 最高値 | 売り設定 | ||
¥539,885 | 0.7500 | 0.9500 | ¥593,885 | ||
¥1,284,898 | 0.6500 | 1.0500 | ¥1,436,098 |
複数通貨
1つの通貨ペアで運用をして資金が増えたら通貨ペアを増やしていきます。
複数通貨になると資金管理が難しくなると思われますが、運用する通貨を合計すればいいのでとても簡単です。
①ロスカットレート(狭い)
設定変更後
②ロスカットレート(広い)
設定変更後
パラメーターの設定
トラリピEA「Takonomori」で運用するとして、先ほどの設定をパラメーターに入力していきます。
1つのチャートに1つのEAを設定していくので、1つの通貨ペアで運用する場合、4つのチャートを表示する必要があります。
複数通貨ペアで運用する場合は、通貨ペア×4つのチャートが必要です。
ポンド円
買い設定①
売り設定①
買い設定②
売り設定②
ドル円
買い設定①
売り設定①
買い設定②
売り設定②
ユーロ円
買い設定①
売り設定①
買い設定②
売り設定②
ポンドドル
買い設定①
売り設定①
買い設定②
売り設定②
ユーロドル
買い設定①
売り設定①
買い設定②
売り設定②
ユーロポンド
買い設定①
売り設定①
買い設定②
売り設定②
まとめ
楽天MT4でEA「Takonomori」を使ってトラリピトレードを自動売買しています。
現在の運用は、「ポンド円」と「ドル円」「ユーロ円」「ユーロドル」「ポンドドル」「ユーロポンド」と主要通貨の組み合わせで6通貨ペアを運用しています。
相場の動き、チャートの動きが同じような通貨ペアもあるのですが、しばらくは6通貨ペアでのトラリピ運用をしていく予定でいます。
トラリピの設定については、資金の増加に伴い随時更新していきます。
設定の更新は、週間損益と一緒に報告掲載していく予定でいます。