毎日、MT4の自動売買で自作トラリピEA【Takonomori】を使って複数通貨のトラリピ運用をコツコツしています。
今回の運用成績は、2020年8月24日から楽天MT4の口座で始めた自動売買の運用結果となっています。
最近は、以前あるところで購入したEAをもう一度バックテストしています。
EAを購入するとわかると思いますが、EAの価格って高めなんですよね。
その高額のEAを何とか使えないかなぁと思って、いろいろバックテストをしています。
2020年10月19日~10月23日の週間損益をまとめました。
ハーフ&ハーフ設定のトラリピは、上がっても下がってもコツコツと利益を得る仕組みなので、下落をしたからといって何かをすることもなく淡々と自動売買されています
トラリピに重要なことは、設定と資金管理。
運用履歴
- 2020年8月24日 100万円の資金でスタート
- 2020年8月24日 GBPJPY(ポンド円)でEA「Takonomori」で運用開始
- 2020年9月8日 口座に50万円を追加し、合計150万円
- 2020年9月21日 USDJPY(ドル円)を追加
- 2020年10月2日 口座に50万円を追加し、合計200万円
- 2020年10月5日 GBPJPY(ポンド円)USDJPY(ドル円)EURJPY(ユーロ円)EURUSD(ユーロドル)GBPUSD(ポンドドル)EURGBP(ユーロポンド)の6通貨ペアに設定を変更
- 現在、複数通貨でトラリピ運用を試行錯誤しながら運用中。
現在の運用データ
2020年10月17日の運用データとなっています。
正式には15通貨ペアでトラリピ運用しているのですが、いくつかの通貨ペアは想定レンジの外側に近づいた時にしか運用しないようにしているので設定には入っていません。
このインディケーターは、複数通貨のトラリピ運用には欠かせないと思っています。
無料でダウンロードすることができます。
月間損益
楽天MT4でトラリピ運用している口座の月間損益です。
2020年9月の月間損益は、190,751円
累計損益が、195,701円
コツコツ
累計損益
ポンド円・ドル円・豪ドルNZドルのトラリピで出た利益の合計です。
コツコツと増えていっているのがよくわかります。
基本的にロスカットされなければ損失が出ることはないので、コツコツと増やしていきます。
累計損益は、195,701円。
評価損益
月末の時点でのポジションの含み損、評価損益を表しています。
評価損益が少ないと気持ちに余裕がでてきます。
現在の評価損益は、-21,642円。
必要資金
月末の時点での必要資金を必要証拠金と評価損益を合わせた金額で表示しています。
ポジションが増えてくると必要証拠金が多くなり、評価損益のマイナスも多くなります。
最低でもこの金額以上の資金が必要ということです。
最低必要資金は、292,452円。
口座残高
投資元本と累計損益を合わせた金額で毎週末の口座残高をグラフで表示しています。
最終的には投資元本をすべて出金して、累計利益だけで運用することが目標です。
投資元本がなければ損をすることがなくなりますからね。
口座残高は、1,695,701円。
週間損益
楽天MT4でトラリピ運用している口座の週間損益です。
2020年10月19日~10月23日の週間損益は、18,145円
1週間の損益を毎週グラフにしていっています。
今週も順調に利益がコツコツと増えています。
累計損益
トラリピで出た利益の合計です。
毎週コツコツと増えていっているのがよくわかります。
基本的にロスカットされなければ損失が出ることはないので、コツコツと増やしていきます。
累計損益は、311,394円。
評価損益
週末の時点でのポジションの含み損、評価損益を表しています。
現在の評価損益は、-49,757円。
口座残高
投資元本と累計損益を合わせた金額で毎週末の口座残高をグラフで表示しています。
最終的には投資元本をすべて出金して、累計利益だけで運用することが目標です。
投資元本がなければ損をすることもなくなりますからね。
口座残高は、2,311,394円。
自作トラリピEAの種類とダウンロード(無料)
通常トラリピ
予想レンジの上限と下限を決め、レンジの中にトラップを仕掛けていきます。
仕掛けたトラップの価格にポジションを持ち設定した利幅で決済されます。
こういったロジックをトラップ・リピート・イフダン、略してトラリピといいます。
指値・逆指値・成行注文
指値注文の買い設定の場合は、下がるときにポジションを持ち、上がるときに決済されます。
逆指値注文の買い設定の場合は、上がるときにポジションを持ち、上がるときに決済されます。
成行注文の買い設定の場合は、EAを起動させた時にポジションを持ち、上がったときに決済されます。
EA「Takonomori」では、指値注文、逆指値注文、成行注文の3種類の注文方法でトレードすることができます。
さらに指値注文+逆指値注文、指値注文+成行注文、逆指値注文+成行注文の3種類、合計6種類の注文方法を選ぶことができます。
進化したトラリピ
通常のトラリピでは、指値注文+逆指値注文のトレードが主でしたが成行注文を加えた6種類の注文方法を選択できるようにしたトラリピです。
新規ろうそく足を使ったトラリピ
新規のろうそく足が発生したタイミングで予約注文を出すトラリピです。
チャートの時間足によって予約注文が出るタイミングが違ってくるので、それを考慮してトラリピトレードをすることができます。
ハーフ&ハーフ
トラリピの予定レンジの中央値を境目にして、上半分を売り設定のトラリピ、下半分を買い設定のトラリピとして設定し売買していきます。
ハーフ&ハーフ設定した場合、評価損益(含み損)、必要証拠金などが通常のトラリピの半分に抑えられる。
トレード資金が少なく済むのでおすすめのトレード方法です。
両建てトラリピ
レンジの中を売りと買いが同時に行われているので、相場が上がっても下がっても利益を得ることができます。
リスクが大きいがリターンも大きい、短期的なトレードにおすすめ!!
どちらに動いても利益を得ることができる一方、大きくどちらかに動くと評価損益が大きくマイナスになりロスカットの危険度が増します。
狭いレンジで利益を得て、損切りで終了する短期トレード。
口座資金を多くしての長期トレードがおすすめです。
グルトレトラリピ
両建てトラリピと通常トラリピに似たサポートトラリピを同時に運用する短期トレードのトラリピです。
設定レンジの最高値・最安値ですべてを決済、損切りして終了します。
サポートのトラリピは最後にしか決済しないので、相場のトレンドを判断する必要があります。
サポート買い設定
サポート売り設定
ポンド円
ポンドは、ブレグジットの影響で大きく値を下げました。
EUとの交渉が進み進展したとしてもEUに戻ることはないので、2015年以降のチャートからトラップ設定を考えました。
トラップの中央値 135.00
売りトラップ② 145.00~155.00
売りトラップ① 135.00~145.00
買いトラップ① 125.00~135.00
買いトラップ② 115.00~125.00
ドル円
概ね105円を中心としたレンジで相場が動いているので落ち着いたトラップトレードができるのではないかと考えています。
メインのレンジは100円~110円なので両建てトレードでも行けるのではないかと思っていますが、リスクが高いので今回は設定しません。
トラップの中央値 105.00
売りトラップ② 115.00~125.00
売りトラップ① 105.00~115.00
買いトラップ① 95.00~105.00
買いトラップ② 85.00~95.00
ユーロ円
120円を中心としたレンジ設定にしましたが、値動きが大きいので注意が必要です。
トラップの中央値 120.00
売りトラップ② 130.00~140.00
売りトラップ① 120.00~130.00
買いトラップ① 110.00~120.00
買いトラップ② 100.00~110.00
ポンドドル
ブレグジット後のレンジでトラップを仕掛けるように設定しました。
ポンド円と同じ方法です。
トラップの中央値 1.2500
売りトラップ② 1.3500~1.4500
売りトラップ① 1.2500~1.3500
買いトラップ① 1.1500~1.2500
買いトラップ② 1.0500~1.1500
ユーロドル
取引量の多い通貨ペアですので、
トラップの中央値 1.1500
売りトラップ② 1.2500~1.3500
売りトラップ① 1.1500~1.2500
買いトラップ① 1.0500~1.1500
買いトラップ② 0.9500~1.0500
ユーロポンド
ユーロとポンド同じヨーロッパなのですがブレグジットで方向性が違ってきています。
ポンドドル・ポンド円と反対の動きをすることが多いので、設定次第ではリスク回避、ポンドの両建てトレードをすることができます。
トラップの中央値 0.8500
売りトラップ② 0.9500~1.0500
売りトラップ① 0.8500~0.9500
買いトラップ① 0.7500~0.8500
買いトラップ② 0.6500~0.7500
スワップとスプレッド
楽天証券の楽天MT4でFXの自動売買をしていますが、トレードで重要なことといえばスワップとスプレッドですよね。
楽天MT4でのスワップとスプレッドを確認してみたいと思います。
ポンド円のスプレッドは20と広いのですが、値動きを考えるとむしろドル円の5のほうが広すぎるような印象です。
スワップポイントはあまり気にしていません。
MT4を使って運用するのであれば、そこそこのスプレッドとスワップだと思います。
ハーフ&ハーフ設定で運用していると、どうしてもマイナススワップが気になると思いますが、実際に運用していると通常の利確での利益でマイナススワップを消してくれます。
ただ、相場が動かなくて利益が出ないときは物凄くマイナススワップが重く感じることはありますけどね。
本家マネースクエアの「トラリピ」でのスワップとスプレッドも載せておきます。
手数料は無料ですが、その分スプレッドが広いので年間を通して運用するとかなりの金額の差がでるでしょうね。
MT4のスプレッド表示で比較してみるとこんな感じで、マネースクエアのスプレッドの広いことがよくわかります。
スプレッド | 楽天MT4 | マネースクエア |
USDJPY | 5 | 40 |
GBPJPY | 20 | 80 |
EURJPY | 11 | 45 |
EURUSD | 6 | 36 |
GBPUSD | 12 | 50 |
EURGBP | 10 | ー |
想定レンジとハーフ&ハーフのトラリピ設定
想定レンジを過去5年間の相場からトラップを仕掛けていきます。
5年間のチャートを上下半分に分けて、上半分を売り設定、下半分を買い設定としてハーフ&ハーフ設定での運用をしていきます。
設定をする項目は、売り/買い、ロット数、トラップ本数、レンジ最高値、トラップ幅、利確幅、予約注文範囲の7つの設定で運用することができます。
利確幅と予約注文範囲は50Pips、損切幅と逆指値注文幅は0Pipsと設定を固定しています。
注文設定は、逆指値注文のみの設定で運用しています。
トラップの幅を狭くしてトラップの本数を増やせば、トラップが多くなるので必要資金が多く必要になります。
トラップトレードは単純なロジックだけに資金管理と設定が重要です。
ドル円
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ユーロ円
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
豪ドル円
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
NZドル円
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ポンド円
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
カナダドル円
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
スイスフラン円
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ユーロドル
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
豪ドルドル
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
NZドルドル
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ポンドドル
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
豪ドルNZドル
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ユーロポンド
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ユーロスイスフラン
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
資金管理とロスカットレート
複数通貨でトラリピ運用する場合には、資金管理がとても重要になってきます。
ロスカット価格と必要資金を各通貨で把握して、ロスカットにならないように口座資金と必要資金を調整する必要があります。