毎日、2020年8月24日から楽天MT4の口座で始めた自動売買で自作トラリピEA【Takonomori】を使ってハーフ&ハーフ設定の複数通貨トラリピ運用をコツコツしています。
ハーフ&ハーフ設定のトラリピは、上がっても下がってもコツコツと利益を得る仕組みなので、下落をしたからといって何かをすることもなく淡々と自動売買されています
トラリピに重要なことは設定と資金管理ということで、乱高下が予想される米国の大統領選挙を前にトラリピ設定を変更して安全対策をしていきます。
- 運用履歴
- トラリピ設定の変更
- 現在の運用データ
- 月間損益
- 週間損益
- 自作トラリピEAの種類とダウンロード(無料)
- スワップとスプレッド
- 想定レンジとハーフ&ハーフのトラリピ設定
- 資金管理とロスカットレート
運用履歴
- 2020年8月24日 100万円の資金でスタート
- 2020年8月24日 GBPJPY(ポンド円)でEA「Takonomori」で運用開始
- 2020年9月8日 口座に50万円を追加し、合計150万円
- 2020年9月21日 USDJPY(ドル円)を追加
- 2020年10月2日 口座に50万円を追加し、合計200万円
- 2020年10月5日 GBPJPY(ポンド円)USDJPY(ドル円)EURJPY(ユーロ円)EURUSD(ユーロドル)GBPUSD(ポンドドル)EURGBP(ユーロポンド)の6通貨ペアに設定を変更
- 2020年10月29日 米国大統領選挙を前にトラリピ設定を変更。USDJPY、EURJPY、GBPJPY、CADJPY、EURUSD、NZDUSD、GBPUSD、AUDNZD、EURGBPの9通貨ペアで安全対策をしてトラリピ運用。
トラリピ設定の変更
今回、米国大統領選挙の乱高下を見越してトラリピ設定を変更することにしました。
複数通貨でトラリピ運用していましたが、これまでと同じように複数通貨で運用していきます。
ただし、通貨を9通貨ペアに厳選してハーフ&ハーフ設定でトラリピ運用していきます。
ドル円、ユーロ円、英ポンド円、カナダドル円、ユーロ米ドル、NZドル米ドル、英ポンド米ドル、豪ドルNZドル、ユーロ英ポンドの9通貨ペア。
トラリピ設定の変更は資金管理表からロスカット価格と必要資金、口座資金などから設定を変更しました。
変更した通貨ペアは、英ポンド米ドル、豪ドルNZドル、ユーロ英ポンドの3通貨。
設定している9通貨ペア以外の通貨ペアは、EAを解除しました。
現在の運用データ
2020年10月23日の運用データとなっています。
正式には15通貨ペアでトラリピ運用しているのですが、いくつかの通貨ペアは想定レンジの外側に近づいた時にしか運用しないようにしているので設定には入っていません。
このインディケーターは、複数通貨のトラリピ運用には欠かせないと思っています。
無料でダウンロードすることができます。
月間損益
楽天MT4でトラリピ運用している口座の月間損益です。
2020年9月の月間損益は、190,751円
累計損益が、195,701円
コツコツ
累計損益
ポンド円・ドル円・豪ドルNZドルのトラリピで出た利益の合計です。
コツコツと増えていっているのがよくわかります。
基本的にロスカットされなければ損失が出ることはないので、コツコツと増やしていきます。
累計損益は、195,701円。
評価損益
月末の時点でのポジションの含み損、評価損益を表しています。
評価損益が少ないと気持ちに余裕がでてきます。
現在の評価損益は、-21,642円。
必要資金
月末の時点での必要資金を必要証拠金と評価損益を合わせた金額で表示しています。
ポジションが増えてくると必要証拠金が多くなり、評価損益のマイナスも多くなります。
最低でもこの金額以上の資金が必要ということです。
最低必要資金は、292,452円。
口座残高
投資元本と累計損益を合わせた金額で毎週末の口座残高をグラフで表示しています。
最終的には投資元本をすべて出金して、累計利益だけで運用することが目標です。
投資元本がなければ損をすることがなくなりますからね。
口座残高は、1,695,701円。
週間損益
楽天MT4でトラリピ運用している口座の週間損益です。
2020年10月19日~10月23日の週間損益は、18,145円
1週間の損益を毎週グラフにしていっています。
今週も順調に利益がコツコツと増えています。
累計損益
トラリピで出た利益の合計です。
毎週コツコツと増えていっているのがよくわかります。
基本的にロスカットされなければ損失が出ることはないので、コツコツと増やしていきます。
累計損益は、311,394円。
評価損益
週末の時点でのポジションの含み損、評価損益を表しています。
現在の評価損益は、-49,757円。
口座残高
投資元本と累計損益を合わせた金額で毎週末の口座残高をグラフで表示しています。
最終的には投資元本をすべて出金して、累計利益だけで運用することが目標です。
投資元本がなければ損をすることもなくなりますからね。
口座残高は、2,311,394円。
自作トラリピEAの種類とダウンロード(無料)
通常トラリピ
予想レンジの上限と下限を決め、レンジの中にトラップを仕掛けていきます。
仕掛けたトラップの価格にポジションを持ち設定した利幅で決済されます。
こういったロジックをトラップ・リピート・イフダン、略してトラリピといいます。
指値・逆指値・成行注文
指値注文の買い設定の場合は、下がるときにポジションを持ち、上がるときに決済されます。
逆指値注文の買い設定の場合は、上がるときにポジションを持ち、上がるときに決済されます。
成行注文の買い設定の場合は、EAを起動させた時にポジションを持ち、上がったときに決済されます。
EA「Takonomori」では、指値注文、逆指値注文、成行注文の3種類の注文方法でトレードすることができます。
さらに指値注文+逆指値注文、指値注文+成行注文、逆指値注文+成行注文の3種類、合計6種類の注文方法を選ぶことができます。
進化したトラリピ
通常のトラリピでは、指値注文+逆指値注文のトレードが主でしたが成行注文を加えた6種類の注文方法を選択できるようにしたトラリピです。
新規ろうそく足を使ったトラリピ
新規のろうそく足が発生したタイミングで予約注文を出すトラリピです。
チャートの時間足によって予約注文が出るタイミングが違ってくるので、それを考慮してトラリピトレードをすることができます。
ハーフ&ハーフ
トラリピの予定レンジの中央値を境目にして、上半分を売り設定のトラリピ、下半分を買い設定のトラリピとして設定し売買していきます。
ハーフ&ハーフ設定した場合、評価損益(含み損)、必要証拠金などが通常のトラリピの半分に抑えられる。
トレード資金が少なく済むのでおすすめのトレード方法です。
両建てトラリピ
レンジの中を売りと買いが同時に行われているので、相場が上がっても下がっても利益を得ることができます。
リスクが大きいがリターンも大きい、短期的なトレードにおすすめ!!
どちらに動いても利益を得ることができる一方、大きくどちらかに動くと評価損益が大きくマイナスになりロスカットの危険度が増します。
狭いレンジで利益を得て、損切りで終了する短期トレード。
口座資金を多くしての長期トレードがおすすめです。
グルトレトラリピ
両建てトラリピと通常トラリピに似たサポートトラリピを同時に運用する短期トレードのトラリピです。
設定レンジの最高値・最安値ですべてを決済、損切りして終了します。
サポートのトラリピは最後にしか決済しないので、相場のトレンドを判断する必要があります。
サポート買い設定
サポート売り設定
スワップとスプレッド
楽天証券の楽天MT4でFXの自動売買をしていますが、トレードで重要なことといえばスワップとスプレッドですよね。
楽天MT4でのスワップとスプレッドを確認してみたいと思います。
ポンド円のスプレッドは20と広いのですが、値動きを考えるとむしろドル円の5のほうが広すぎるような印象です。
スワップポイントはあまり気にしていません。
MT4を使って運用するのであれば、そこそこのスプレッドとスワップだと思います。
ハーフ&ハーフ設定で運用していると、どうしてもマイナススワップが気になると思いますが、実際に運用していると通常の利確での利益でマイナススワップを消してくれます。
ただ、相場が動かなくて利益が出ないときは物凄くマイナススワップが重く感じることはありますけどね。
想定レンジとハーフ&ハーフのトラリピ設定
想定レンジを過去5年間の相場からトラップを仕掛けていきます。
5年間のチャートを上下半分に分けて、上半分を売り設定、下半分を買い設定としてハーフ&ハーフ設定での運用をしていきます。
設定をする項目は、売り/買い、ロット数、トラップ本数、レンジ最高値、トラップ幅、利確幅、予約注文範囲の7つの設定で運用することができます。
利確幅と予約注文範囲は50Pips、損切幅と逆指値注文幅は0Pipsと設定を固定しています。
注文設定は、逆指値注文のみの設定で運用しています。
トラップの幅を狭くしてトラップの本数を増やせば、トラップが多くなるので必要資金が多く必要になります。
トラップトレードは単純なロジックだけに資金管理と設定が重要です。
ドル円
買いトラップ 95.00 ~ 105.00
売りトラップ 105.00 ~ 115.00
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ユーロ円
買いトラップ 110.00 ~ 122.50
売りトラップ 122.50 ~ 135.00
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ポンド円
買いトラップ 120.00 ~ 135.00
売りトラップ 135.00 ~ 150.00
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
カナダドル円
買いトラップ 70.00 ~ 80.00
売りトラップ 80.00 ~ 90.00
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ユーロドル
買いトラップ 1.0500 ~ 1.1500
売りトラップ 1.1500 ~ 1.2500
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
NZドルドル
買いトラップ 0.5500 ~ 0.6500
売りトラップ 0.6500 ~ 0.7500
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ポンドドル
買いトラップ 1.1500 ~ 1.2900
売りトラップ 1.2900 ~ 1.4300
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
豪ドルNZドル
買いトラップ 1.0100 ~ 1.0700
売りトラップ 1.0700 ~ 1.1300
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ユーロポンド
買いトラップ 0.8300 ~ 0.8900
売りトラップ 0.8900 ~ 0.9500
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
資金管理とロスカットレート
複数通貨でトラリピ運用する場合には、資金管理がとても重要になってきます。
ロスカット価格と必要資金を各通貨で把握して、ロスカットにならないように口座資金と必要資金を調整する必要があります。
2020年10月29日時点での口座
現時点での口座資金は、2,331,177円となっています。
複数通貨での設定なので資金管理も複雑ですが、一つ一つの通貨ペアを計算していくことで複数通貨ペアの資金管理をしていきます。
複数通関の資金管理
各通貨のロスカット価格と必要資金、トラップ数、最大ポジション数、バックテストの結果を表示しています。
ロスカット価格は過去5年間の最高値と最安値です。
最低必要資金では、ロスカット価格に必要な資金を表しています。
バックテストの結果は、2016年10月1日~2020年9月30日のバックテストの損益を表示しています。
最低必要資金に合わせてトラリピ設定をしているので、すべての通貨ペアが想定レンジから外れた場合は確実にロスカットされるということです。
複数通貨で運用しているので、いくつかの通貨が想定レンジを外れたとしても他の通貨ペアがレンジを外さなければロスカットされることもないでしょう。
また、相場が危険な水域に達した場合は口座に追加の資金を投入することで回避することができます。
乱高下時の対処法
乱高下が起こることがわかっている場合は、事前にトラリピ設定を変更して安全に乗り切れるように資金管理をすることが重要です。
また資金を残しておくことで、想定レンジに近づいてきた時にトラップの幅を狭くして戻りの利益を狙う方法や、ロット数を増やして利益を増やす方法もあります。
ただし、それ以上に下落、上昇した場合は大怪我をすることになるので注意も必要です。
安全にトレードしたいのであれば想定レンジを広げ、トラップ数を減らして、ロスカット価格以上の資金を口座に入れておくことです。
乱高下の相場を安心して見物できる設定を確認してください。