2020年8月24日から楽天MT4の口座で始めたMT4の自動売買で自作トラリピEA【Takonomori_ver5.6】を使って複数通貨のトラリピをコツコツ運用しています。
5年間の大きなレンジをハーフ&ハーフのトラリピ設定で運用しています。
相場が上がっても下がってもコツコツと利益を得る仕組みなので、下落をしたからといって何かをすることもなく淡々と自動売買しています。
トラリピ運用で重要なことは、検証と設定、資金管理です。
2020年11月2日~11月6日の週間損益をまとめました。
米国大統領選挙と新型コロナがヨーロッパ、アメリカで再拡大しているということの影響で株価と為替が乱高下していることから、利益も増えていっています。
来週以降も乱高下が予想されので、むやみに投資金額を増やすよりも安全第一でトラリピ運用していきます。
- 運用履歴
- 2020年11月7日時点の口座状況
- 月間損益
- 週間損益
- 自作トラリピEAの種類とダウンロード(無料)
- スワップとスプレッド
- 想定レンジとハーフ&ハーフのトラリピ設定
- 資金管理とロスカットレート
- 賃貸不動産投資よりも安定した長期運用が可能なFXトラリピ運用
運用履歴
- 2020年8月24日 100万円の資金でスタート
- 2020年8月24日 GBPJPY(ポンド円)でEA「Takonomori」で運用開始
- 2020年9月8日 口座に50万円を追加し、合計150万円
- 2020年9月21日 USDJPY(ドル円)を追加
- 2020年10月2日 口座に50万円を追加し、合計200万円
- 2020年10月5日 GBPJPY(英ポンド円)USDJPY(米ドル円)EURJPY(ユーロ円)EURUSD(ユーロ米ドル)GBPUSD(英ポンド米ドル)EURGBP(ユーロ英ポンド)の6通貨ペアに設定を変更
- 2020年10月29日 米国大統領選挙を前にトラリピ設定を変更。USDJPY、EURJPY、GBPJPY、CADJPY、EURUSD、NZDUSD、GBPUSD、AUDNZD、EURGBPの9通貨ペアで安全対策をしてトラリピ運用。
- 2020年11月5日 通貨ペアを減らして設定を変更。UADJPY、EURJPY、GBPJPY、EURUSD、GBOUSD、EURGBP、AUDNZDの7通貨ペアでトラリピ運用。
2020年11月7日時点の口座状況
この時点での口座資金は、2,386,759円となっています。
複数通貨での設定なので資金管理も複雑ですが、一つ一つの通貨ペアを計算していくことで複数通貨ペアの資金管理をしていきます。
このインディケーターは複数通貨のトラリピ運用には重要で必需なので無料でダウンロードすることができるようにしてあります。
月間損益
楽天MT4でトラリピ運用している口座の月間損益です。
2020年10月の月間損益は、150,595円
累計損益が、346,296円
累計損益
コツコツと増えていっているのがよくわかります。
基本的にロスカットされなければ損失が出ることはないので、コツコツと増やしていきます。
累計損益は、346,296円。
評価損益
月末の時点でのポジションの含み損、評価損益を表しています。
評価損益が少ないと気持ちに余裕がでてきます。
現在の評価損益は、-17,614円。
口座残高
投資元本と累計損益を合わせた金額で毎週末の口座残高をグラフで表示しています。
最終的には投資元本をすべて出金して、累計利益だけで運用することが目標です。
投資元本がなければ損をすることがなくなりますからね。
口座残高は、2,346,296円。
週間損益
楽天MT4でトラリピ運用している口座の週間損益です。
2020年11月2日~11月6日の週間損益は、40,464円
今週も順調に利益がコツコツと増えています。
累計損益
トラリピで出た利益の合計です。
毎週コツコツと増えていっているのがよくわかります。
基本的にロスカットされなければ損失が出ることはないので、コツコツと増やしていきます。
累計損益は、386,759円。
評価損益
週末の時点でのポジションの含み損、評価損益を表しています。
現在の評価損益は、-83,799円。
口座残高
投資元本と累計損益を合わせた金額で毎週末の口座残高をグラフで表示しています。
最終的には投資元本をすべて出金して、累計利益だけで運用することが目標です。
投資元本がなければ損をすることもなくなりますからね。
口座残高は、2,386,759円。
自作トラリピEAの種類とダウンロード(無料)
通常トラリピ
予想レンジの上限と下限を決め、レンジの中にトラップを仕掛けていきます。
仕掛けたトラップの価格にポジションを持ち設定した利幅で決済されます。
こういったロジックをトラップ・リピート・イフダン、略してトラリピといいます。
指値・逆指値・成行注文
指値注文の買い設定の場合は、下がるときにポジションを持ち、上がるときに決済されます。
逆指値注文の買い設定の場合は、上がるときにポジションを持ち、上がるときに決済されます。
成行注文の買い設定の場合は、EAを起動させた時にポジションを持ち、上がったときに決済されます。
EA「Takonomori」では、指値注文、逆指値注文、成行注文の3種類の注文方法でトレードすることができます。
さらに指値注文+逆指値注文、指値注文+成行注文、逆指値注文+成行注文の3種類、合計6種類の注文方法を選ぶことができます。
進化したトラリピ
通常のトラリピでは、指値注文+逆指値注文のトレードが主でしたが成行注文を加えた6種類の注文方法を選択できるようにしたトラリピです。
新規ろうそく足を使ったトラリピ
新規のろうそく足が発生したタイミングで予約注文を出すトラリピです。
チャートの時間足によって予約注文が出るタイミングが違ってくるので、それを考慮してトラリピトレードをすることができます。
ハーフ&ハーフ
トラリピの予定レンジの中央値を境目にして、上半分を売り設定のトラリピ、下半分を買い設定のトラリピとして設定し売買していきます。
ハーフ&ハーフ設定した場合、評価損益(含み損)、必要証拠金などが通常のトラリピの半分に抑えられる。
トレード資金が少なく済むのでおすすめのトレード方法です。
両建てトラリピ
レンジの中を売りと買いが同時に行われているので、相場が上がっても下がっても利益を得ることができます。
リスクが大きいがリターンも大きい、短期的なトレードにおすすめ!!
どちらに動いても利益を得ることができる一方、大きくどちらかに動くと評価損益が大きくマイナスになりロスカットの危険度が増します。
狭いレンジで利益を得て、損切りで終了する短期トレード。
口座資金を多くしての長期トレードがおすすめです。
グルトレトラリピ
両建てトラリピと通常トラリピに似たサポートトラリピを同時に運用する短期トレードのトラリピです。
設定レンジの最高値・最安値ですべてを決済、損切りして終了します。
サポートのトラリピは最後にしか決済しないので、相場のトレンドを判断する必要があります。
サポート買い設定
サポート売り設定
スワップとスプレッド
楽天証券の楽天MT4でFXの自動売買をしていますが、トレードで重要なことといえばスワップとスプレッドですよね。
楽天MT4でのスワップとスプレッドを確認してみたいと思います。
ポンド円のスプレッドは20と広いのですが、値動きを考えるとむしろドル円の5のほうが広すぎるような印象です。
スワップポイントはあまり気にしていません。
MT4を使って運用するのであれば、そこそこのスプレッドとスワップだと思います。
ハーフ&ハーフ設定で運用していると、どうしてもマイナススワップが気になると思いますが、実際に運用していると通常の利確での利益でマイナススワップを消してくれます。
ただ、相場が動かなくて利益が出ないときは物凄くマイナススワップが重く感じることはありますけどね。
想定レンジとハーフ&ハーフのトラリピ設定
想定レンジを過去5年間の相場からトラップを仕掛けていきます。
5年間のチャートを上下半分に分けて、上半分を売り設定、下半分を買い設定としてハーフ&ハーフ設定での運用をしていきます。
設定をする項目は、売り/買い、ロット数、トラップ本数、レンジ最高値、トラップ幅、利確幅、予約注文範囲の7つの設定で運用することができます。
利確幅と予約注文範囲は50Pips、損切幅と逆指値注文幅は0Pipsと設定を固定しています。
注文設定は、逆指値注文のみの設定で運用しています。
トラップの幅を狭くしてトラップの本数を増やせば、トラップが多くなるので必要資金が多く必要になります。
トラップトレードは単純なロジックだけに資金管理と設定が重要です。
ドル円
*自作トラリピEA【Takonomori_ver5.6】を使った自動売買トレードの設定です。
買いトラップ 95.00 ~ 107.50
売りトラップ 107.50 ~ 120.00
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ユーロ円
買いトラップ 108.00 ~ 123.00
売りトラップ 123.00 ~ 138.00
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ポンド円
買いトラップ 123.00 ~ 140.50
売りトラップ 140.50 ~ 158.00
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ユーロドル
買いトラップ 1.0500 ~ 1.1500
売りトラップ 1.1500 ~ 1.2500
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ポンドドル
買いトラップ 1.1500 ~ 1.2900
売りトラップ 1.2900 ~ 1.4300
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
ユーロポンド
買いトラップ 0.8300 ~ 0.8900
売りトラップ 0.8900 ~ 0.9500
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
豪ドルNZドル
買いトラップ 1.0000 ~ 1.0750
売りトラップ 1.0750 ~ 1.1500
トラリピ設定
パラメーター(買い設定)
パラメーター(売り設定)
資金管理とロスカットレート
複数通貨でトラリピ運用する場合には、資金管理がとても重要になってきます。
ロスカット価格と必要資金を各通貨で把握して、ロスカットにならないように口座資金と必要資金を調整する必要があります。
複数通貨の資金管理
各通貨のロスカット価格と必要資金、トラップ数、最大ポジション数、バックテストの結果を表示しています。
ロスカット価格は過去5年間の最高値と最安値です。
最低必要資金では、ロスカット価格に必要な資金を表しています。
最低必要資金に合わせてトラリピ設定をしているので、すべての通貨ペアが想定レンジから外れた場合は確実にロスカットされるということです。
複数通貨で運用しているので、いくつかの通貨が想定レンジを外れたとしても他の通貨ペアがレンジを外さなければロスカットされることもないでしょう。
2019年10月1日~2020年9月30日の1年間のバックテストの結果と必要証拠金、ロット数、トラップ幅、ポジション数などをまとめて管理できるようにしてあります。
Excelを使って資金管理をしながらトラリピ運用することで長期的に運用することができます。
乱高下時の対処法
乱高下が起こることがわかっている場合は、事前にトラリピ設定を変更して安全に乗り切れるように資金管理をすることが重要です。
また資金を残しておくことで、想定レンジに近づいてきた時にトラップの幅を狭くして戻りの利益を狙う方法や、ロット数を増やして利益を増やす方法もあります。
ただし、それ以上に下落、上昇した場合は大怪我をすることになるので注意も必要です。
安全にトレードしたいのであれば想定レンジを広げ、トラップ数を減らして、ロスカット価格以上の資金を口座に入れておくことです。
乱高下の相場を安心して見物できる設定を確認してください。
賃貸不動産投資よりも安定した長期運用が可能なFXトラリピ運用
賃貸不動産投資は長期的な運用をすることができます。
複数の不動産投資も行っており毎月家賃収入を得ています。
しかし、新たな物件を購入するためには時間とタイミング、資金、融資などの問題が多くあるので簡単に購入することができないのが現状です。
運用し始めるまでに立地や物件の選択、購入費用、手続きなど時間も費用も必要です。
運用し始めたら、入居者や不動産の問題。
物件の修復費用やその他雑費などの費用も多くかかることがあります。
これらのことを考えると、FXのトラリピ運用は個人でPC一つで運用することができるので長期運用に適した投資だと考えます。
30万円ぐらいからでも投資できるという手軽さの点でも、トラリピ運用は優れています。
多額の資金をつぎ込んで不動産投資を始めたら簡単に撤退することができませんからね。
長期的に毎月コツコツと収益を上げていける点では、不動産投資とトラリピ運用は似通っているのかもしれません。
一度の収益で大金持ちになることはできませんが、毎月コツコツと収益を得ることで生活が安定して有意義な生活が送れるということは同じですね。
トラリピ運用をしていく場合には、大金持ちになろうとしないでコツコツ収益を増やして少しでも生活が安定することを目指す方が良いのかもしれません。
そういった意味では不動産投資よりも小額から始められるトラリピ運用が長期的にもおすすめです。