予約注文がなく成行注文のみのトラリピを成行トラリピと呼んでいます。
トラップを仕掛けるわけではないので、トラリピ(トラップ・リピート・イフダン)というのは間違っていますが同じような感覚で運用することができます。
成行トラリピの買い設定「TakoMarketOrderBuy」と売り設定「TakoMarketOrderSell」を1つにまとめて、売り買いを切り替えれるように変更しました。
今回の修正で成行トラリピEAは完成としようかと思っています。
トラリピの種類
「通常トラリピ」「ハーフ&ハーフトラリピ」「両建てトラリピ」と3種類のトラリピがあります。
通常トラリピ
売りだけ、買いだけのトラップを仕掛けることができる通常のトラリピです。
高金利通貨の買い設定でスワップを狙った運用で使われることが多くありましたが、現在の高金利通貨ではスワップが少なく下落リスクが高すぎてちょっと危険です。
成行トラリピ
通常のトラリピとほぼ同じですが、指値注文・逆指値注文などの予約注文をしない成行注文だけのトラリピです。
ロジックがトラリピに近いということで成行トラリピとしています。
成行トラリピ買い設定「TakoMarketOrderBuy」
成行トラリピ売り設定「TakoMarketOrderSell」
今回は、この2つのEAを1つにまとめて、売り設定と買い設定を切り替えて使えるように変更しました。
両建てトラリピ
レンジの中を売りと買いが同時に行われているので、相場が上がっても下がっても利益を得ることができます。
相場がどこの価格でも評価損益が常にマイナスなので、EAを終了するときは必ず損切りになります。
ハーフ&ハーフ・トラリピ
中央値を決めて上半分を売り設定、下半分を買い設定にするトラリピ。
費用資金が通常トラリピに比べて半分ぐらいになるのがメリットです。
変更点
今回の変更点は
- 売りと買いの設定を変更できるように修正
- スプレッドの単位を通常の単位数に変更
- トラップ幅、利益幅をPipsに変更
- レンジ設定をレンジ最高値とトラップ数に変更
パラメーターを他のEAと統一する為に同じ仕様に変更しました。
パラメーター
ダウンロード(無料)
無料でダウンロードすることができます。
ダウンロード・インストールの方法
バックテスト
2020年1月1日~2020年7月31日のバックテストです。
成行トラリピはあまり人気がないのですが利益は他のトラリピEAと比べてもバックテストの結果は良い数字がでています。
買い設定
- 通貨 : ポンド円(GBPJPY)
- レンジ : 125円~135円
- 買い設定
- ロット数 : 0.01(1000通貨)
- トラップ数 : 100本
- トラップ幅 : 10Pips
- 利益幅 : 50Pips
- 予約注文範囲 : 20Pips
- 時間 : H1(1時間足)
- 全ティック利用可能な最小時間枠を使いすべてのティックを生成する、最も正確な方法
-
総利益 : 637,236円
-
総取引数 : 1,265回
-
最大ドローダウン : 528,972円
売り設定
- 通貨 : ポンド円(GBPJPY)
- レンジ : 135円~145円
- 売り設定
- ロット数 : 0.01(1000通貨)
- トラップ数 : 100本
- トラップ幅 : 10Pips
- 利益幅 : 50Pips
- 予約注文範囲 : 20Pips
- 時間 : H1(1時間足)
- 全ティック利用可能な最小時間枠を使いすべてのティックを生成する、最も正確な方法
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総利益 : 307,991円
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総取引数 : 620回
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最大ドローダウン : 105,220円
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