南アフリカランドをスワップ&トラリピ運用していこうかと思います。
下落傾向の高い高金利通貨ですが、少なくなっていくスワップを取りながらのトラリピトレードとなります。
南アフリカランドで運用する理由
現実的に南アフリカランド円のスワップ運用は破綻していると思っています。
スワップで受け取れる利益よりも下落で損失する金額の方が大きいからです。
これをあえて進めていこうとしているのは、南アフリカランド円の価格がかなり下がってきているので少額でスワップ運用しながら下落したら大きく投資していけるようなトラリピ運用をしていけたらと考えたからです。
現在の価格ではまだ高いので少ないロット数で運用し、大幅な下落時に投資をしてトラリピ運用していくという考え方です。
この考え方は、ある意味グルグルトレインに似ているかもしれません。
細かいトラップ幅と少ない利益で資金を増やして、さらに少ないスワップをコツコツと頂いて、下落した下のレンジ価格で大きく利益を出していこうということです。
上手くいくか行かないかは分かりませんが、とりあえず運用していきます。
運用設定
注意事項
スワップ&トラリピ設定をする前に注意事項があります。
- 1000通貨(0.01)ロットで運用できる口座を使用
- 買いポジションのスワップがプラスの口座を使用
- 買い設定のみで運用
- 設定価格よりも上に行った場合は、運用停止
- 過去最安値よりも大幅に下の価格まで設定する
- 短期・中期・長期の3つの設定に分割する
- 長期間のトレードなので利益があまり増えない
ということです。
OANDA JAPANでは、ZARJPYは買いポジションがプラスで0.01ロットで運用ができるので少額から運用することができます。
1万通貨、0.10ロットでしか運用できない口座の場合は、豊富な資金で行ってください。
ロスカットの危険性が非常に高いので。
★OANDA JAPANのZARJPYのレバレッジが10倍になっているのでこれを考慮した設定になっています。運用する場合は、レバレッジなども確認する必要があります。
設定の内容
ZARJPYの設定は、
短期設定 : 5.00~7.00
中期設定 : 3.00~5.00
長期設定 : 1.00~3.00
7.00円以上の運用はしません。下がってくるのをひたすら待ちます。
ZARJPYの長期運用なので下落してくることは間違いないので、1.00円まで下落する想定で運用していきます。
短期は細かく利益を取っていきます。
中期はトラップ幅を広めに設定して、中期設定のレンジに来るまで待ちます。
中期のレンジに入ってきたら、中期設定のロット数やトラップ幅の変更を考えます。
長期設定は予備の設定です。
ここまで価格が下がってきたら、設定の変更ではなくて撤退かもしれません。
短期設定
4.00円の下落まで耐えれる設定で運用していきます。
5.00円~7.00円のレンジ設定
中期設定
短期よりもトラップ幅、トラップ数が少なく設定されています。
3.00円~5.00円のレンジ設定
長期設定
使うことがないように祈りながら、1.00円~3.00円の設定
EA【Takonomori】
無料でダウンロードできる自作トラリピEA【Takonomori】を使って運用していきます。
上のパラメータでは「Takonomori_ver5.6」となっていますが、現在無料でダウンロードできるEA【Takonomori】の最新版はバージョン4.7です。
まだ持っていない方はこちらからダウンロードしてください。
初めてダウンロードする方はこちらで確認
まとめ
スワップ&トラリピ運用は、スワップ運用している人の大半がロスカットまたは大きな損切りをしていると思います。
高金利通貨は下落率が高いのでスワップのプラスよりも下落でのマイナスの方が大きくなってしまうからです。
ZARJPYのレンジの上限を設けるか、ハーフ&ハーフの設定にするか迷いましたが今回はこの方法で運用することにしました。
失敗はしたくないので運用途中でやっぱりハーフ&ハーフの設定にします。ということもあるかもしれません。
売り設定でのマイナススワップが高額なのでハーフ&ハーフの設定にすると上昇した場合のスワップがやばくなります。
7.00円よりも上で売り設定をしてもいいかもしれないですね。
今回はこの設定で運用していきますが、状況に応じて変更していくのでくれぐれも注意が必要です。