無料トラリピEA「Takonomori-EA」のバージョンアップです。
成行注文を搭載したトラリピEAとして古いEAですがまだまだ現役で使っている方もいるみたいなので少しづつ改良していきます。
長期間使っているEAなのでEA「TKGridTrade」よりも信頼性は◎
完全無料で国内・海外のMT4口座で使うことができます。
今回のトラリピEAは、初期型のトラリピ系グリッドEAです。
- 完全無料でダウンロード・運用することができます。
- FX・株価指数・仮想通貨・貴金属・エネルギーなどで使うことができます。
- 初心者でも簡単に設定できるようにしてあります。
- 国内・海外のFX会社で運用することができます。
日本語のパラメーターで簡単に設定ができるようになっています。
趣味で作っているので完全無料ですが、時間がかかるし多少の不具合もあります。
これらを了承していただいた方だけ無料でダウンロードしてください。
- 今回のバージョンアップ
- トラリピEA(グリッドトレードEA)とは
- トラリピEAの戦略
- 現在運用している海外FX会社
- トラリピEA「Takonomori」の説明
- トラリピEAをダウンロード
- MT4
- MT5
今回のバージョンアップ
ATR値の自動利確設定とATR値の自動損切り設定を追加しました。
ATR値の日足の期間と倍率で変更することもできます。
バックテストで適切な設定を探して運用することをおすすめします。
注意点
EA「Takonomori」には成行注文が付いていますが、成行注文を使う場合は注文範囲をトラップ幅と同じにしてください。
成行で注文が出るのでトラップ幅よりも注文範囲の数字が大きい場合、同じ価格にトラップがいくつも仕掛けられてしまいます。
例)成行注文、トラップ幅が10pipsの時は注文範囲も10pipsに設定
バージョンアップするときにプログラム修正作業を行っています。
些細な場合もありますが、重要な場合もあるのでなるべく早めに新しいバージョンに変更することをお勧めします。
トラリピEA(グリッドトレードEA)とは
一定の価格に指値注文、逆指値注文の予約注文をして、予約した価格になったら売りまたは買いで成立してポジションを保有します。
設定した利確価格になったら自動的に決済されるのが通常のトラリピです。
相場をあまりよく知らなくても数年間のチャートをみてトラップを仕掛ければトレードでき、毎日コツコツ利益を増やすことができます。
ただし、ポジションを多く保有することになり評価損益がかなり大きくマイナスになるので、資金管理ができていないとロスカットされる可能性があります。
必要資金を抑えるためにハーフ&ハーフ設定で運用することが多いようです。
トラリピを辞めるタイミングがハーフ&ハーフ設定の中央値に近いところしかないので、中央値から離れた価格で撤退したい場合は大きな損失をすることになります。
不動産投資の様な長期的な運用をしたいと考えている人に向いたロジックです。
トラリピEAの戦略
買い戦略
下から上に買いのみのトラップを仕掛けてトレードします。
売り戦略
上から下に売りのみのトラップを仕掛けてトレードします。
ハーフ&ハーフ戦略
設定レンジの最高値と最安値の間に中央値を設定し、中央値よりも上半分を売り設定、中央値よりも下半分を買い設定でトレードします。
上下半分に分けてトレードするので必要資金が半分程度でトレードでき資金効率がいいのが特徴です。
両建て戦略
レンジ最高値と最安値の間を売り設定と買い設定が同時に行われるトレードです。
相場が上がっても下がっても利益を得ることができますが、含み損も多くなるので資金管理が重要です。
ハーフ&ハーフ一部両建て戦略
ハーフ&ハーフ設定の中央辺りの一部分だけを両建てにする設定のトレードです。
中央付近でのレンジが多い場合に有効なトレード方法です。
ダイヤモンド戦略
トラリピで有名なFX会社で豪ドルNZドルでのトレード方法で「ダイヤモンド戦略」といっていました。
要するにハーフ&ハーフ設定の上下に買いと売りの異なった設定を加えたトレードです。
ハーフ&ハーフ設定よりもポジション数を減らしてトレーリングストップをつけるなどハーフ&ハーフ設定とは異なった設定にすることで資金を抑えられる効果があります。
ハーフ&ハーフ一部両建てプラス戦略
「ダイヤモンド戦略」の中央を両建てにしたオリジナルトレードです。
ダイヤモンド戦略の中央のゾーンをハーフ&ハーフ設定から両建て設定に変更したものになります。
買いの3段トラップ戦略
3つのトラップを買い設定で運用する方法です。
買い戦略との違いは、レンジを3つに分けてトラップを別々に設定することができます。
例)トラップ② レンジ幅:20pips 利確:40pips
トラップ① レンジ幅:10pips 利確:60pips
トラップ③ レンジ幅:40pips 利確:トレーリングストップ
といったようにトラップごとに設定を変更することができます。
売りの3段トラップ戦略
3つのトラップを売り設定で運用する方法です。
売り戦略との違いは、レンジを3つに分けてトラップを別々に設定することができます。
例)トラップ② レンジ幅:20pips 利確:40pips
トラップ① レンジ幅:10pips 利確:60pips
トラップ③ レンジ幅:40pips 利確:トレーリングストップ
といったようにトラップごとに設定を変更することができます。
現在運用している海外FX会社
ExnessというFX会社でトラリピEAを複数商品で運用しています。
なぜ、わざわざ海外FXの会社のExnessで運用するのかというと
- MT4/MT5を使うことができる
- 手数料は無料
- レバレッジが2000倍~500倍程度で運用できる
- 最大ポジション数が無制限
- FX・株価指数・仮想通貨・コモディティで投資ができる
- スワップフリーの商品で運用できる
- 日本の銀行口座から振り込みで簡単に入金できる
- ビットコインでも入金できる
- 日本の銀行口座に簡単に出金できる
- サポートメールが日本語の対応可能
といったところです。
MT4/MT5を扱っている国内のFX会社はすべて口座を開設して運用してきました。
海外のFX会社も複数社の口座を開設して運用してきましたが、実際に入金できなかったり出金できなかったということはありませんでした。
トラブルはありましたが、メール等で連絡すればすぐに動いてくれるので国内も海外もあまり関係ないかなっていうのが本音です。
よく言われているレバレッジ制限も口座残高やポジション制限などの規制に引っ掛かり下がったということもあっても、故意にレバレッジを下げて損失を出させたということもないようです。
MT4/MT5で運用することができる
ExnessではMT4とMT5のどちらでも運用することができます。
ただし、日経225など商品によってMT4では取引ができないけどMT5では取引できるということがるので注意が必要です。
レバレッジが最大無制限
ExnessというFX会社では、レバレッジが最大で無制限です。
だからといって、トラリピEAではレバレッジが無制限で運用できません。
無制限には残高制限があるからです。
海外FXで運用していたら急にレバレッジを下げられロスカットさせられたという記事を読んだことがあります。
それには理由があって、ほとんどの海外FX会社では残高によってレバレッジが変動していきます。
それを知らないと、運用して利益が増えたら、口座残高が増え、レバレッジが下がるという仕組みです。
このように口座残高によってレバレッジが下がります。
そしてもう一つ、商品によってレバレッジが決まっているものはレバレッジを変更することができません。
貴金属や株価指数、仮想通貨やエネルギー商品はレバレッジが最初から決まっていて変更できないので注意が必要です。
最大ポジション数が無制限
????って思った人もいるかとおもいすが、トラリピEAはポジションと予約注文を多く持つことになるEAです。
一つの商品で運用するのであれば、ポジション制限が200ぐらいでも問題ないとは思いますが、複数の商品を運用するのあれば最大ポジション数が無制限でないとだめです。
海外のFX会社だけでなく日本のFX会社でもポジション制限があるので注意が必要です。
さらにポジション制限数の中に予約注文数も含まれている会社も多いので周囲が必要です。
国内銀行送金で入金ができる
簡単に入金をしたい場合は、国内銀行に振り込みで入金をすることができます。
自分の銀行口座から国内のExnessの提携会社の口座に振り込むもので、振込手数料が必要になります。
楽天銀行などの振込手数料が回数限定で無料でできる銀行口座から振り込めばもちろん無料です。
最低と最高の入金金額が決まっているのでこれも注意が必要です。
ビットコインも入金できる
ビットコインでも入金することができます。
マイニングを自宅でしている場合など、ビットコインを日本の仮想通貨取扱所で交換しなくても、Exnessの仮想通貨のウォレットに送金し、FX口座の通貨に交換する形です。
サポートメールが日本語で利用できる
国内銀行口座から40万円を振り込み入金したときに、こちらのミスで入金が完了しなくてFX口座にも反映されず、でも振り込み入金はしている。
という焦った状況で、サポートに日本語でメールを送ったところ、入金した証拠になるスクショやその他の手続きをして1週間以上かかりましたが、無事にFX口座に入金されました。
国内銀行送金で出金できる
マイニングで入金した金額と取引で出た利益の一部を試しに出金することができました。
こちらは国内の銀行口座を指定すれば簡単に出金できるので問題ないです。
ただし、すぐにではないので注意が必要です。
銀行のオープンしている時間に入金されるので数日かかるかもしれません。
最低出金金額が決まっているので注意が必要です。
プロ口座がおすすめ!!
おすすめはプロ口座、初回入金額が1000ドル、日本円で為替の関係で130000円ぐらいです。
残高金額が多くなってしまうのでレバレッジ無制限にはなりませんが、レバレッジ2000倍で取引することができます。
さらに保有ポジションを日を持ち越してもスワップがつかない商品が複数存在します。
トラリピEAでポジションを多く保有するとスワップでマイナスが多く出ることがあるのスワップフリーのプロ口座がおすすめです。
スワップのない商品でトレードできる
Exnessでは、このようにトラリピEAで毎日のスワップがなくなるということです。
以前運用していた国内FX会社では、毎日1000円以上のマイナススワップが出ていたので、1ヶ月で3万円以上も利益に差が出ます。
もちろん逆のプラススワップもつかないので注意が必要です。
スワップがつかない商品が決まっているので、自分の取引したい商品が入っているかも重要です。
「拡張スワップフリーレベル」で取引しているので、それに合った商品を選んで運用しています。
株価指数の最小取引数が小さいので運用しやすい
個人的な意見かもしれませんが、株価指数の最小取引数が小さいので小額の残高でも複数の株価指数を取引することもできます。
最小取引数が小さいのでトラップを多く仕掛けることもできます。
株価指数はおすすめです。
トラリピEA「Takonomori」の説明
パラメーターは日本語で作ってあります。
複数の商品で運用する場合は1000ぐらい離した数字を入力してください。
そのままでも問題ないです。
スプレッド制限
入力したスプレッド(pips)以上の開きがある場合は予約注文を行いません。
(スプレッド制限を使用しない場合は、0を入植)
売買方法
売買しない / 買い設定 / 売り設定
ロット数
1000通貨が0.01 商品によって最低数量が決まっているので要確認。
レンジ上限(価格)
レンジ最高値の価格
レンジ下限(価格)
レンジ最安値の価格
トラップ幅
トラップの幅をPips
予約注文範囲
予約注文の範囲をPips トラップ幅の4倍くらいがおすすめ
これがあまり多いとPCがフリーズしたり、サーバーの負荷が大きかったりと。
注文方法
指値注文 / 逆指値注文 / 成行注文 / 指値注文+逆指値注文
逆指値トリガー幅
注文方法で逆指値注文を選んだ場合に有効になります。
トリガー幅はPips
(逆指値トリガーが必要ない場合には、「0」の初期値で設定)
利確方法
利確幅(Pips) / 利確価格(一括決済) / ATR値の自動利確
利益幅
利益の幅をPips
利確価格
一括決済する価格
ATR値の期間
ATR値の日足の期間を変更することができます。
ATR値の倍率
ATR値の倍率を変更することができます。
損切り方法
損切り幅(Pips) / 損切り価格(一括決済) / ATR値の自動損切り
損切り幅
基本損切はしませんので0のままでいいかと思います。
損切り価格
損切りの一括決済する価格
ATR値の期間
ATR値の日足の期間を変更することができます。
ATR値の倍率
ATR値の倍率を変更することができます。
矢印の色
予約注文、ポジションの矢印の色を変更することができます。
(矢印を表示させたくない場合は、「None」の初期値で設定)
トラリピEAをダウンロード
無料でダウンロードすることができます。
無料のダウンロードは、こちらから↓
ダウンロード方法は、こちらから↓
MT4
MT4のEA・インジケーター・スクリプトを無料でダウンロードすることができます。
トラリピEA「Takonomori_EA」
成行注文を搭載したトラリピ系グリッドEA
トラリピEA「TKGridTrade_MT4EA」
両建て設定、ハーフ&ハーフ設定など複雑なトレード設定ができるトラリピEA
MT5
トラリピEA「TKGridTrade_MT5EA」
両建て設定、ハーフ&ハーフ設定など複雑なトレード設定ができるトラリピEA