2021年5月から楽天証券のMT4でコモディティCFDが運用できるようになりました。
2021年10月よりUSOIL(WTI原油)が取引できるようになったので自動売買していきます。
2020年8月からEURGBP(ユーロポンド)をMT4の自作EA「Takonomori_ver5.6」を使った自動売買でトラリピ運用しているのでこちらも確認してください。
また、2021年11月から楽天証券のMT4で株価指数CFDのEU50(ユーロ・ストックス50)の自動売買もしていく予定です。
- USOILをマンスリーチャートで確認
- 口座状況
- 月間損益
- 年間損益
- 自作トラリピEA
- 楽天証券のMT4で株価指数CFDを運用
- 調整金
- 想定レンジとハーフ&ハーフ
- USOIL(WTI原油)ハーフ&ハーフのトラリピ設定
- 証拠金の計算方法
- 資金管理
楽天証券の確定拠出型年金「iDeCo」、つみたてNISAで投資信託も運用していたこともあり、自動売買でも楽天FXのMT4でFX、株価指数CFD、コモディティCFDの運用をしています。
楽天カードに楽天市場、楽天銀行も使っているので楽天商圏内で活動している感じでしょうか。
最近は楽天モバイルにスマホを変更しましたし、1年間無料ですからね。
楽天証券でMT4のFXに株価指数CFDが追加され、取引できるようになりました。
コモディティCFDも追加されますが、2021年5月からデモ口座で実験自動売買をしていいました。
MT4でトラリピ運用をするために自作EA「Takonomori_ver5.6」を使って自動売買をしています。おすすめ!!(無料)
MT4の実験自動売買でUSOIL(WTI原油)をデモ口座で運用していましたが、ついに始まったということで新たに設定を変更して運用していこうと考えています。
考え方は今までと同じですが、デモ口座のままの設定で運用するとリスクが高いので少し抑えた設定で運用していこうと思っています。
USOILをマンスリーチャートで確認
中央値を抜けて上昇トレンドを作っています。
今までは中央値よりも下で推移していたので自動売買の設定が買い設定でしたが、中央値を超えて上に行ったので売り設定のトレードになりました。
今までは上昇時に利益を得ることができましたが、今後は下落時に利益を得ることになります。
黄色のライン60.000を中央値に設定して、ラインより上は売り設定、ラインより下は買い設定の「ハーフ&ハーフのトラリピ」で運用していきます。
最高値 120.000、中央値 60.000 最安値 0.000
口座状況
現在の口座状況です。
このインディケーターは複数通貨のトラリピ運用には重要で必需なので無料でダウンロードすることができるようにしてあります。
月間損益
コモディティCFDの月間損益です。
2021年の月間損益
年間損益
自作トラリピEA
トラリピ
予想レンジの上限と下限を決め、レンジの中にトラップを仕掛けていきます。
仕掛けたトラップの価格にポジションを持ち設定した利幅で決済されます。
こういったロジックをトラップ・リピート・イフダン、略してトラリピといいます。
指値・逆指値・成行注文
指値注文の買い設定の場合は、下がるときにポジションを持ち、上がるときに決済されます。
逆指値注文の買い設定の場合は、上がるときにポジションを持ち、上がるときに決済されます。
成行注文の買い設定の場合は、EAを起動させた時にポジションを持ち、上がったときに決済されます。
EA「Takonomori」では、指値注文、逆指値注文、成行注文の3種類の注文方法でトレードすることができます。
さらに指値注文+逆指値注文、指値注文+成行注文、逆指値注文+成行注文の3種類、合計6種類の注文方法を選ぶことができます。
トラリピEAのダウンロード(無料)
MT4であれば、国内・海外のFX会社どこでも使うことができます。
FX、株価指数、仮想通貨でも設定を変更すれば使うことができます。
完全に無料なので登録なども必要ありません。
ダウンロード・インストールの方法
EA「Takonomori」をダウンロードして、MT4にインストールする方法を簡単に説明しているので参考にしてください。
パラメーター
EA「Takonomori_ver5.6」で運用する場合の買い設定のパラメーターの説明です。
簡単にパラメーターの説明をしておきます。
- マジックナンバー(EAを複数使う場合に1,000ぐらい間をあける方が良い。)
- スリッページ
- スプレッド制限(pipsではないので注意、pips×10)
- 売りトラップ設定(売り設定の場合はtrue、買い設定の場合はfalse)
- 買いトラップ設定(買い設定の場合はtrue、売り設定の場合はfalse)
- ロット数
- トラップ数
- 予想レンジ最高値
- トラップ幅
- 利確幅
- 損切幅(基本は0で損切はしない。)
- 予約注文幅(注文幅を広げすぎると警告が来る可能性あり、トラップ幅の4倍くらいがおすすめ。)
- 指値注文
- 逆指値注文
- 成行注文
- 逆指値注文幅
- 矢印の色
楽天証券のMT4で株価指数CFDを運用
2021年1月11日から楽天証券のMT4で株価指数CFDが運用開始されることになりました。
ちなみにコモディティCFDは、5月以降の予定です。
デモ口座では株価指数CFDの売買がすでにできるのでトラリピ運用の実験を行うことができます。
株価指数はレバレッジが10倍でコモディティのレバレッジは20倍となっています、
株価指数、コモディティの必要証拠金がかなり低く設定されているので、トラリピ運用しやすい状態になっています。
楽天CFDの取引ルール
取引ルールはFXとほぼ同じで、自動売買のEAを使うこともできるのでトラリピ運用することもできます。
両建ての取引も可能なのでトラリピの中央値付近での取引も問題なく運用することができます。
取引時間がFXと違うので注意
取引時間が商品によって違ってくるので注意が必要です。
標準時間
ヨーロッパの株価指数は、基本的に日本時間の夕方から朝までとなっているので注意が必要です、
楽天MT4の入出金
楽天FXのMT4で運用している人はわかると思いますが、楽天MT4の入出金はとても分かりづらいので注意が必要です。
前回の入金の時に迷っていました。(笑)
だったのですが、入出金の大幅な変更があり銀行口座から直接入金することができるようになりました!!!
もちろん、楽天証券の口座からもMT4口座に移動させることができるので便利です。
調整金
FXでいうところのスワップポイントみたいなものだと思ってください。
金利相当額
ちなみにUSOIL(WTI原油)は金利相当額も配当相当金も発生しません。
となっていましたが、価格調整が発生するようです。
価格調整額
実際、このように価格調整が発生していました。
USOILでは、買いポジションでプラスの金利、売ポジションでマイナスの価格調整が発生していることが分かります。
配当相当額
- 配当相当額は、権利付最終日に建玉を取引終了時点で保有していた場合に発生します。
- 買い建玉を保有する場合、配当相当額がお客様に付与されます。一方、売り建玉を保有する場合はお客様が配当相当額を支払うことになります。
- 配当相当額は当社のリクィディティプロバイダーより提供された配当相当額を元に算出いたします。
株価指数CFDでは配当金がりますが、コモディティCFDの配当金はありません。
想定レンジとハーフ&ハーフ
想定レンジを過去5年間の相場からトラップを仕掛けていきます。
5年間のチャートを上下半分に分けて、上半分を売り設定、下半分を買い設定としてハーフ&ハーフ設定での運用をしていきます。
設定をする項目は、売り/買い、ロット数、トラップ本数、レンジ最高値、トラップ幅、利確幅、予約注文範囲の7つの設定で運用することができます。
注文設定は、逆指値注文のみの設定で運用しています。
トラップの幅を狭くしてトラップの本数を増やせば、トラップが多くなるので必要資金が多く必要になります。
トラップトレードは単純なロジックだけに資金管理と設定が重要です。
USOIL(WTI原油)ハーフ&ハーフのトラリピ設定
自動売買用のハーフ&ハーフのトラリピ設定です。
黄色のライン60.000を中央値に設定して、ラインより上は売り設定、ラインより下は買い設定の「ハーフ&ハーフのトラリピ」で運用していきます。
最高値 120.000、中央値 60.000 最安値 0.000
設定は、次の表のような感じになります。
簡単に必要資金を計算したら最高値または最安値に近いところまで価格が移動した場合、450万円ぐらいは必要なので注意が必要です。
パラメーターの設定
買いトラップ
EA「Takonomori_ver5.6」で運用する場合の買い設定のパラメーターです。
売りトラップ
EA「Takonomori_ver5.6」で運用する場合の売り設定のパラメーターです。
証拠金の計算方法
コモディティCFDの証拠金は、5%。
金の必要証拠金は9,500円、銀の必要証拠金は12,500円。
WTI原油の必要証拠金は、3,500円ぐらいなのでFXの為替と同じ感覚で運用することができます。
資金管理
資金管理ができていないとロスカットされてしまうので、ここは重要だと思っています。
Excelを使って資金管理をしていますが、必要証拠金の計算方法が分かれば簡単に作ることができるのでやってみてください。
これで計算すると、必要証拠金と含み損を足した金額がその価格での必要証拠金となります。
大幅な下落でも耐えれるようにするには、それ相応の金額が必要になるのでそのあたりが資金管理と設定のポイントになるのかと思います。
大暴落にも耐えられる長期トレードの設定か、利益を優先したた中期トレードかによって資金管理も違ってきます。