2021年2月から外国債券の南アフリカ・ランド建て債券で長期投資をしています。
国際金融公社が発行している債券で、ランド円も比較的安定してきている通貨ペアということもあり投資対象としました。
簡単に購入することができ、利金・償還金を外貨建てMMFに自動的に移動させることができるので、為替変動を緩和することもできます。
外貨建てMMFと連動して長期運用していきます。
月間損益
南アフリカ・ランド建て債券
南アフリカランド円の週足チャート
南アフリカランド円の週足チャートで確認すると、2020年の新型コロナショックで最安値の5.540円から上昇し元の水準まで相場価格を戻してきています。
今後、大きく上げることは考えにくいのですが、6円から8円の間をうろうろしていくだろうと考えています。
債権とは、
債券とは、国や政府・地方公共団体、企業などが、資金を投資家などから借り入れるために発行する有価証券の一種です。
債券の発行ごとに利率や利払日、償還日などの条件が決められており、購入した投資家は条件通りに利金を受け取ったり、元本を返済されたりします。
購入希望の個人投資家は、販売条件などをみて証券会社等を通じて購入します。
楽天証券で取引をしているので、こういう関係になります。
外国債
外国債券というと、払込みや利金、償還金すべてが外貨の外貨建て債券のイメージが多いようです。
実際には、国内において外貨建てで発行される債券や、海外において円建てで発行される債券も外国債券です。
他の国の金利を日本と比べてみると、海外は、日本より高い金利の国がたくさんあります。外国債券を購入することで、好利回りの債券を購入することができます。
南アフリカ・ランド建て債券
国際金融公社
国際金融公社(International Finance Corporation, IFC)は1956年に設立された、世界181カ国の加盟国から構成される世界銀行グループの金融機関。
その本部をワシントンD.C.に置いている。
また日本は設立当初からの加盟国であり、第2位の出資比率を持つ株主として資本強化、戦略・方針決定、投融資の承認等に関与している。
国際金融公社は世界銀行グループの一員であり、他の世界銀行グループとその活動を調整しているが、法的には独立した存在である。
国際金融公社の主な業務は世界中の民間企業に対する投融資と分析・助言であり、事業成長を促進することで、国の生活水準を向上させることが主な目的である。
またそれらの業務の他に、アセット・マネジメントも行っており、それによって第三者の資本を国際金融公社の資本に誘導することができるため、より一層、主な事業である企業への投融資の活発化を図っている。
注文受付時間
年1回の利子を受け取れる
利子は年に1回、1月26日に受け取れます。
利金や償還金のお支払いについては、利払い時または償還時の為替レートで円換算した金額から税金などを控除した金額が、利払い日の翌営業日以降にお客様の総合口座へ入金されます。
また、利金・償還金を外貨または、外貨建てMMFにて受取ることもできます。
外国国債のリスク
国内国債に比べてリスクが高いので注意が必要です。
価格変動リスク
債券は償還まで保有すれば原則、元本が戻ってきますが、償還前に途中売却した場合、そのときの時価で転売することになります。
債券の価格は日々変化するため、売却したときの債券価格が当初の購入金額を下回っていれば、その分が損失となります(上回っていれば利益となります)。
外貨建て外債の場合は為替リスクが発生し、収益に大きな影響を与える場合があります。
信用リスク(デフォルトリスク)
債券は元本の返済とあらかじめ決められた条件での利払いを約束して発行されるので、債券の発行体が元利金の支払いをきちんと履行できるかどうか、信用力が重要になってきます。
信用力を判断する材料として格付けがあります。 格付け機関が個別の発行体や債券の信用力を評価しています。
カントリーリスク
外国債券では、発行体が所属している国に特有のリスクがあることにも注意しておきましょう。
たとえば政治や経済が不安定な国々では、クーデターの発生や急激な政治・経済情勢の変化によって、債券の価格が大きく変動したり、元利金の支払いに影響が及んだりすることも考えられます。
こうした国の信用リスクのことをカントリーリスクといいます。 取扱っている外国債券の国は、どういう国なのかを商品概要でご確認ください。
経過利子
既発債を購入する場合には、経過利子相当額の払込みが必要になります。
利付債を既発債として売買するとき、受渡日がその債券の利払日と異なる場合には、「買い手」は前回利払日の翌日から受渡日までの日数(経過日数)について、日割りで計算された利息相当分を「売り手」に支払います。
この利息相当分を経過利子あるいは経過利息と言います。
- 「買い手」は「売り手」に受渡日までの経過利子(1)を支払う。
- 「買い手」が次回利払日まで債券を保有していた場合、経過利子(2)を受取る。
- しかし、買付け時に経過利子(1)を支払っているため、実質経過利子は経過利子(3)(当該債券の保有期間相当)になる。
経過利子を買い手が売り手に支払うことによって、債券の買い手と売り手が利息の受け取り面でそれぞれの保有期間に対して公平に調整されることになっています。
利金・償還金自動買付サービス
利金・償還金自動買付けサービスとは、外国債券の利金・償還金を円貨だけではなく、外貨または、外貨建てMMFにて受取ることのできるサービスです。
ご利用いただくには、利払日・償還日の4営業日前の15:00までにウェブ画面にて予め設定を行っていただく必要がございます。
利金・償還金を外貨建てMMFで受取るメリット
為替リスクに対する投資リスクを軽減
保有している外国債券の利払い日や償還日の為替レートに拘束されず、外貨で運用をつづけることができます。
自身の判断する日付で円に転換(外貨建てMMFを解約)することで、為替リスクに対する投資リスクを軽減することができます。
複利効果が期待できる
外貨建てMMFは、毎日決算が行われ、毎月末に再投資されます。
分配金が元本に組み込まれることで複利効果が期待できるため、資産形成に適した商品です。
設定方法
マイメニュー → お客様情報 → 外国債券「利金・償却金」受け取り方法で変更をすることができます。
「円貨で受取り」「外貨で受取り」「外貨建MMFで受取り」の3つから選ぶことができます。
初期設定ではすべて「円貨」になっています。