自作EAの成行トラリピ「TakoMarketOrderBuy_ver1.1」「TakoMarketOrderSell_ver1.1」にスプレッド制限を追加しました。
スプレッドの設定が分かりやすいように初心者向けに価格からのスプレッド設定を採用しました。
成行トラリピとは
これが通常のトラリピで、価格に指値注文、逆指値注文を予約して待っています。
予約した価格になったら売りまたは買いで成立するのでポジションを持ちます。
設定した利確価格になったら決済されます。
成行トラリピには予約注文がありません。
スタートした価格から一定のトラップ幅で買いまたは売りを実行していきます。
設定した利確幅になれば自動的に決済されます。
予約注文の指値注文と逆指値注文がないトラリピが成行トラリピといっています。
正確にはトラリピではないのですが、ロジックが似ているので勝手に呼んでいます。
変更点
今回のバージョンアップでスプレッド制限を付けくわえました。
通常のスプレッド制限ではなくて、初心者にもわかりやすい価格と同じ設定にしてあります。
ポンド円の価格が135.000と135.020の場合、通常のスプレッドでは20と設定しますが初心者には分かりづらいということでこれを0.02の設定としています。
これなら通貨ペアの価格と同じ設定ができるので分かりやすいですよね。
MT4、EA、FXに慣れた人だと逆に混乱するかもしれませんが変更しました。
スプレッドを制限する理由は2つあります。
1つ目は、日本時間の早朝のスプレッドが広いのでここでは取引をしないように設定することです。
2つ目には、日本時間の早朝の時間帯でたびたび起こるフラッシュクラッシュの防衛策です。
5円～10円の瞬間的な暴落を防ぐためにスプレッドの制限をして取引をできなくしています。
それだけではなく、英国の国民投票（ブレグジット）や米国の雇用統計などでもスプレッドが大きく開いて大幅な下落、上昇があります。
完全に防げるわけではありませんが、何もしないよりはマシです。
ダウンロード
無料でダウンロードすることができます。
成行トラリピEA、買い設定
成行トラリピEA、売り設定
ダウンロードの方法
パラメータ
上から順に
成行トラリピEA、買い設定
成行トラリピEA、売り設定
まとめ
初心者のためのEAとして、すべての設定を価格に準じた設定にしました。
