OANDA JAPANで株価指数CFDが今年から運用できるようになりました。
そこでEA【Takonomori】を使って株価指数CFDのUK100(FTSE100)イギリスの株価指数をデモ口座で運用しながら実験していくことにしました。
うまく運用できたら、本番口座でも運用していきます。
株価指数とは
S&P500、イギリスのFTSE100、ドイツのDAX30など、取引所全体や一定の銘柄グループの株価の動きを指数化したものを株価指数として運用していきます。
株価指数の運用は個別の株よりもリスクが低いという特徴があります。
株価指数のメリット
- 24時間トレードできる
- FXと同じようにレバレッジ取引ができる
- 買いと売りの両建ができる
24時間トレードできるといっても、銘柄によって取引時間が違うので確認が必要です。
FTSE100(UK100)にした理由
FTSE100(UK100)は、イギリスのロンドン証券取引所の上場する時価総額上位100位までの銘柄で構成されている株価指数です。
OANDA JAPANで運用することを前提に考えていきます。
UK100では、最小取引単位が0.01で取引出来るので少額での運用ができると思います。
最小取引単位の取引金額
UK100 = 6,000pointで、GBPJPY = 135円 の場合、
6,000point × 135円 × 0.01 = 8,100円
必要証拠金が10%、レバレッジ10倍なので
8,100円 × 10% = 810円
過去最高値が8,200point程度で現在の価格が6,200pointです。
NYダウや日経225などに比べて少額でも運用しやすいのでUK100で運用していくことにしました。
取引時間について
UK100の取引時間は、9:00~翌日の5:00で取引をすることができます。
メインの時間帯は16:00~0:30
このメインの時間帯以外はスプレッドが通常よりも広くなるので注意が必要です。
取引の詳細
まだ始めたばかりなのでメモ程度に記入しておきます。
UK100をロット数0.01で運用すると、6,280pointで購入して6,308pointで売ると36円の利益になります。
pointの差が28pointなので、1.286pointぐらいで1円となるようです。
GBPJPYの価格によって違ってくるので、現在のGBPJPYの価格が134.44円。
配当金
株価指数なので買いでポジションを持っていると配当がもらえます。
これはスワップポイントと違って毎日もらえるものではなく、決まった日付にポジションを保有しているともらうことができます。
ファイナンシングコスト(金利)
株価指数UK100では、月・火・水・木曜日に1日分、金曜日に3日分のファイナンシングコストがマイナススワップみたいに必要になります。
ファイナンシングコストは、ニューヨーククローズ時間に残高に反映されます。
UK100の場合、売りで-2.54%、買いで-2.46%となっていてこれは年利となっています。
計算方法は、
6,000point × 取引数量 × 年利% / 360日 × 日数 × =ファイナンシングコスト
売りポジションを0.01保有していた場合、
6,000 × 0.01 × 2.46 / 360 × 1 = 0.4
となると思われます。
重要な取引概要を少しだけ
株価指数CFDをMT4/MT5で運用していくので重要なところだけを抜粋して説明。
最大取引数量 : 50
最大建玉数量 : 300
最小取引単位 : 0.01
取引時間 : 日本時間の9:00~翌日5:00
両建取引 : 可能
自動売買 : 可能
ロスカット : 証拠金維持率が100%未満になった場合
証拠金維持率 = 有効証拠金 / 必要証拠金 × 100
ロスカットが発動されると、損失の大きいポジションから強制決済されていきます。
税金 : 「先物取引に係る雑所得等」として申告分離課税の対象
設定
EA【Takonomori】でUK100を運用していくための設定を考えました。
不景気が今後も続くというタイミングからFXと同じようにハーフ&ハーフのトラリピ設定で実験していきます。
ロット数 : 0.01
買い設定の価格帯 : 4,000~6,000
売り設定の価格帯 : 6,000~8,000
トラップ幅 : 50
利確幅 : 50
トラップ数 : 40
注文幅 : 50
1回の利益で50円となりますがデモ口座での実験トレードですのでEA【Takonomori】が上手く稼働するかを確認したいと思います。
まとめ
現在、株価指数CFDをMT4で運用できるのは、国内ではOANDA JAPANとEZインベスト証券の2社だけとなっています。
MT5では、OANDA JAPANだけとなります。
MT4/MT5のFX会社はデモ口座があるのでEAを使って自動売買の検証をしたり、過去の相場を検証したり、インディケータと売買ポイントの検証をしたりととても便利なので、複数のFX会社で口座を開設しています。
いつもPCの3画面でMT4をフォワードテスト用デモ口座と本番口座、バックテスト用デモ口座と最低3つのMT4を開いています。
チャートの確認にも便利で日経225とかNYダウなども取引はしていませんが確認用に常にチャートを開いて運用しています。
次回は自作PCやトレード環境を少しお見せしていきます。