グルトレといわれるFXの投資方法で買い設定のトラリピと売り設定のトラリピ、そしてサポートの買い設定のトラリピを使って運用する方法です。
これをEA【Takonomori】を使って運用していこう!!
グルトレとは、「グルグルトレイン」川崎ドルえもんさん
レンジを買いと売りの両方で細かいトラップ・リピート・イフダンでトレードを行います。
サポートの買い設定で指値注文・逆指値注文を仕掛けていき、最後にすべてを決済するというトレード方法になっています。
サポートの買いポジションはグルトレを終了するときに一括で決済します。
ちょっと複雑なので詳しくはこちらで購入してもいいですし、川崎ドルえもんさんのブログで確認してください。
これをトラップ・リピート・イフダンを使ったEA【Takonomori】で運用していこうと思います。
必要なEAとスクリプト
設定方法の前に、完全に自動でトレードしたいのでEAとスクリプトが必要になります。
①EA【Takonomori_ver2.1】
ストップロスが価格になっているトラリピEA。
他のEA【Takonomori】では、ストップロスをpipsに変更しているので使うことができません。
②スクリプト「AllCloseEverything_ver1.3」
これが必要になるのは「グルトレ」を終了するときに、一括でポジションを決済するときに使います。
設定方法
1円の間に買い設置と売り設定をそれぞれ10本のトラップを1000通貨で仕掛けます。
トラップ幅は10銭間隔。
利益幅は買い設定も売り設定も50銭。
サポートは、買い設定で1円に1本のトラップを1万通貨で仕掛けます。
トラップ幅は100銭=1円となります。
利益幅は最終で一括決済するので相場の途中で決済されない価格なので2000銭=20円に設定しておけば問題ないでしょう。
通貨ペアは、ポンド円。
レンジ価格は、145円~125円の20円。
で設定していきます。
【Takonomori_ver2.1】
①買い設定
ロット数 : 0.01
トラップ数 : 200本
レンジ高値 : 145.00
トラップ幅 : 10
利確幅 : 50
損切価格 : 125.00
注文幅 : 20
【Takonomori_ver2.1】
②売り設定
ロット数 : 0.01
トラップ数 : 200本
レンジ高値 : 145.00
トラップ幅 : 10
利確幅 : 50
損切価格 : 0
注文幅 : 20
【Takonomori_ver2.1】
③サポート買い設定
ロット数 : 0.1
トラップ数 : 20本
レンジ高値 : 145.00
トラップ幅 : 100
利確幅 : 2000
損切価格 : 125.00
注文幅 : 20
145円になったら「AllCloseEverything_ver1.3」で一括決済。
必要資金を計算
マネースクエアのトラリピ運用試算表で最低必要資金を確認。
①買い設定トラリピの必要資金は、3,069,600円
②売り設定トラリピの必要資金は、3,070,400円
③サポート買い設定トラリピの必要資金は、3,078,760円
下落して125円までにのロスカットされない必要資金は、6,148,360円でした。
ロスカットはされませんが、ストップロスが125円になっているので125円で損切りをしないといけません。
まとめ
レンジの中でグルグルトラリピが動いて利益を出してくれているので、損切りされたり、ロスカットされなければ、買いと売りの上がっても下がっても利益を出すことができます。
上昇して145円まで上がれば利益を出して「グルトレ」を終了。
下落して125円まで下がれば損切りをして「グルトレ」を終了。
145円~125円の間でどれくらいの利益を出せるかが勝負になります。
例えば、125円で損切りしたとしても、それ以上の利益を小さな買い設定と売り設定で出すことができれば、マイナスにはなりません。
ハーフ&ハーフ設定とどちらが良いのか?
次回はバックテストをして考えてみたいと思います。
ちなみにこちらもおすすめの本です。
おすすめの本「くるくるワイド」魚屋さん
こちらは、「くるくるワイド」という魚屋さんが考えた、「グルトレ」と同じような投資法ですが「グルトレ」よりも難しくなっている投資法です。
興味のある方は、どうぞ。