EAの設定を紹介していて利益幅ってこれでいいのかなと思ったのでバックテストで確認してみることにしました。
バックテストは、2019年6月1日~2020年5月30日の1年間。
短期買い設定の利確幅
短期設定の利益幅で買い設定と売り設定をそれぞれバックテストで確認しました。
設定内容は、こちらで確認してください。
短期買い設定では、「TakeProfitPips」を150pipsにすると利益が多くなることが分かりますね。
ただし、総取引回数が531と少ないのでトレードを見ていると、なかなか決済しないのでイライラするかもしれませんね。
次に50pipsで設定すると利益が多くなります。今の設定と同じです。
短期売り設定の利確幅
つづいて、短期売り設定での利確幅です。
150、140、130と利確幅が大きい順に並んでいます。
利益は大きくなりますが、総取引数は減り、ドローダウンが大きくなります。
ポジションを保有した状態が長くなるのでマイナススワップが利益を超える可能性もあります。
中期買い設定の利確幅
では、中期買い設定の利確幅をバックテストで確認します。
中期の買い設定では、150、140、50、130の順になっています。
買い設定でも利確幅が大きいと利益も増えるようです。
50pipsがその中でも上位に食い込んでいるのは不思議です。
中期売り設定の利確幅
中期売り設定の利確幅を同じようにバックテストしました。
売り設定では、利確幅が大きいほど利益が増えるようです。
先ほども言いましたが、マイナススワップをどう考えるかですね。
まとめ
買い設定では短期も中期も利確幅を50pipsにするのが妥当だと思います。
売り設定はマイナススワップとドローダウンが大きくなるということを考えると、やはり50pipsぐらいが妥当ではないでしょうか。
ということで、今までと同じ設定で運用することにします。
最後に、トレイリングストップを使わない理由
なぜトレイリングストップをEA【Takonomori】につけていないのかというと、利確幅にも関係しますがトレイリングストップを使ってトラリピEAを運用した場合、今の設定よりも利益が少なくなるからです。
もちろんバックテストも行いました。
理由としては、年間の為替の動きが少なくなってきたからではないでしょうか。
トレイリングストップを使って10年ぐらいのバックテストするとトレイリングストップを使った時の方が利益が増えます。
ここ2,3年のバックテストではトレイリングストップを使わない方が利益が多くなるので使う必要がないということです。
EA【Takonomori】には、今のところトレイリングストップを付けるつもりはありません。
トレイリングストップ以外のいろんな機能を少しづつ付けていくのでお楽しみに!!